数々の伝説を生み出したサッカー・ワールドカップの優勝国を、順番に振り返っていく本企画。
今回は、W杯史上もっとも豪華な大会といわれる、第12回スペイン大会(1982年)の王者「イタリア代表」を紹介していきます。
- 大会成績
- 選手一覧(出場メンバー)
- 基本フォーメーション(スタメン)
- 当時のキープレイヤー
これらの情報を掲載。当時を知り、一緒にフットボールの歴史を振り返っていきましょう。
イタリア代表1982年W杯大会成績
決勝トーナメント
FINAL | ||
○イタリア🇮🇹 | 3 – 1 | ●西ドイツ🇩🇪 |
57: ロッシ 69: タルデッリ 81: アルトベッリ | 83: ブライトナー |
当時の映像:FIFA公式(外部リンク)
Semi-FINAL | ||
●ポーランド🇵🇱 | 0 – 2 | ○イタリア🇮🇹 |
22: ロッシ 73: ロッシ |
2次リーグ
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 🇮🇹 イタリア | 2 | 2 | 0 | 0 | 5 | 3 | 2 | 4 |
2 | 🇧🇷 ブラジル | 2 | 1 | 0 | 1 | 5 | 4 | 1 | 2 |
3 | 🇦🇷 アルゼンチン | 2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 5 | -3 | 0 |
1節 | ||
○イタリア🇮🇹 | 2 – 1 | ●アルゼンチン🇦🇷 |
57: タルデッリ 67: カブリーニ | 83: パサレラ |
2節 | ||
○イタリア🇮🇹 | 3 – 2 | ●ブラジル🇧🇷 |
5: ロッシ 25: ロッシ 74: ロッシ | 12: ソクラテス 68: ファルカン |
1次リーグ
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 🇵🇱 ポーランド | 3 | 1 | 2 | 0 | 5 | 1 | 4 | 4 |
2 | 🇮🇹 イタリア | 3 | 0 | 3 | 0 | 2 | 2 | 0 | 3 |
🇨🇲 カメルーン | 3 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | |
3 | 🇵🇪 ペルー | 3 | 0 | 2 | 1 | 2 | 6 | -4 | 2 |
1節 | ||
△イタリア🇮🇹 | 0 – 0 | △ポーランド🇵🇱 |
2節 | ||
△イタリア🇮🇹 | 1 – 1 | △ペルー🇵🇪 |
18: コンティ | 83: ディアス |
3節 | ||
△イタリア🇮🇹 | 1 – 1 | △カメルーン🇨🇲 |
60: グラツィアーニ | 61: ムビダ |
イタリア代表1982年W杯出場メンバー
選手名 | No | POS | 所属チーム | 生年月日(年齢) | 身長・体重 | 大会成績 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
イバノ・ボルドン (Ivano Bordon) | 12 | GK | 🇮🇹 | インテル | 1951年4月13日(31) | 183cm・78kg | 0試合・0得点 |
ディノ・ゾフ (Dino Zoff) | 1 | GK | 🇮🇹 | ユベントス | 1942年2月28日(40) | 182cm・78kg | 7試合・0得点 |
ジョバンニ・ガッリ (Giovanni Galli) | 22 | GK | 🇮🇹 | フィオレンティーナ | 1958年4月29日(24) | 187cm・81kg | 0試合・0得点 |
フランコ・バレージ (Franco Baresi) | 2 | SW | 🇮🇹 | ミラン | 1960年5月8日(22) | 176cm・70kg | 0試合・0得点 |
ガエターノ・シレア (Gaetano Scirea) | 7 | SW | 🇮🇹 | ユベントス | 1953年5月25日(29) | 178cm・75kg | 7試合・0得点 |
フルビオ・コッロバーティ (Fulvio Collovati) | 5 | CB | 🇮🇹 | ミラン | 1957年5月9日(25) | 182cm・75kg | 7試合・0得点 |
クラウディオ・ジェンティーレ (Claudio Gentile) | 6 | CB | 🇮🇹 | ユベントス | 1953年9月27日(28) | 182cm・-kg | 6試合・0得点 |
ピエトロ・ヴィエルコウッド (Pietro Vierchowod) | 8 | CB | 🇮🇹 | サンプドリア | 1959年4月6日(23) | 179cm・76kg | 0試合・0得点 |
ジュゼッペ・ベルゴミ (Giuseppe Bergomi) | 3 | RSB | 🇮🇹 | インテル | 1963年12月22日(18) | 183cm・78kg | 3試合・0得点 |
アントニオ・カブリーニ (Antonio Cabrini) | 4 | LSB | 🇮🇹 | ユベントス | 1957年10月8日(24) | 178cm・72kg | 7試合・1得点 |
ジャンピエロ・マリーニ (Gianpiero Marini) | 11 | CM | 🇮🇹 | インテル | 1951年2月25日(31) | 176cm・74kg | 5試合・0得点 |
ガブリエレ・オレアーリ (Gabriele Oriali) | 13 | CM | 🇮🇹 | インテル | 1952年11月25日(29) | 176cm・74kg | 5試合・0得点 |
ジュゼッペ・ドッセーナ (Giuseppe Dossena) | 10 | CM | 🇮🇹 | トリノ | 1958年5月2日(24) | 179cm・76kg | 0試合・0得点 |
マルコ・タルデッリ (Marco Tardelli) | 14 | CM | 🇮🇹 | ユベントス | 1954年9月24日(27) | 178cm・70kg | 7試合・2得点 |
ジャンカルロ・アントニョーニ (Giancarlo Antognoni) | 9 | AM | 🇮🇹 | フィオレンティーナ | 1954年4月1日(28) | 177cm・73kg | 6試合・0得点 |
フランコ・カウジオ (Franco Causio) | 15 | RW | 🇮🇹 | ウディネーゼ | 1949年2月1日(33) | 170cm・68kg | 2試合・0得点 |
ブルーノ・コンティ (Bruno Conti) | 16 | RW | 🇮🇹 | ローマ | 1955年3月13日(27) | 169cm・65kg | 7試合・1得点 |
ダニエレ・マッサーロ (Daniele Massaro) | 17 | CF | 🇮🇹 | フィオレンティーナ | 1961年5月23日(21) | 179cm・75kg | 0試合・0得点 |
アレッサンドロ・アルトベッリ (Alessandro Altobell) | 18 | CF | 🇮🇹 | インテル | 1955年11月28日(26) | 181cm・73kg | 3試合・1得点 |
フランチェスコ・グラツィアーニ (Francesco Graziani) | 19 | CF | 🇮🇹 | フィオレンティーナ | 1952年12月16日(29) | 180cm・76kg | 7試合・1得点 |
パオロ・ロッシ (Paolo Rossi) | 20 | CF | 🇮🇹 | ユベントス | 1956年9月23日(25) | 174cm・66kg | 7試合・6得点 |
フランコ・セルヴァッジ (Franco Selvaggi) | 21 | CF | 🇮🇹 | カリアリ | 1953年5月15日(29) | 172cm・69kg | 0試合・0得点 |
監督
名前 | 国籍 | 生年月日 |
エンツォ・ベアルツォット (Enzo Bearzot) | 🇮🇹 | 1927年9月26日 |
イタリア代表1982年W杯フォーメーション
基本フォーメーション
フォーメーション(FINAL)
1982年W杯当時のキーマン
パオロ・ロッシ|ユベントス
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パオロ・ロッシ
(Paolo Rossi)
生年月日:1956年9月23日
身長/体重:174cm・66kg
ポジション:CF
利き足:右足
所属クラブ:ユベントス
代表通算:48試合・20得点
バンビーノ・デ・オーロ
各国のスターたちが集結し、W杯史上もっとも豪華と呼ばれた大会で得点王&MVPを受賞した“バンビーノ・デ・オーロ(黄金の子)”。
特に圧巻だったのは、ジーコ、ファルカンら”黄金のカルテット”を葬った、ブラジル戦でのハットトリックだ。
マルコ・タルデッリ|ユベントス
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マルコ・タルデッリ
(Marco Tardelli)
生年月日:1954年9月24日
身長/体重:178cm・70kg
ポジション:CM
利き足:右足
所属クラブ:ユベントス
代表通算:81試合・6得点
万能型MFのプロトタイプ
元サイドバックの選手らしい豊富な運動量と献身性で、アントニョーニ、コンティら個性派の前線をサポートし続けた万能型MF。
決勝西ドイツ戦で2点目を決めた際、感情の爆発させ叫びながらピッチを駆け回ったゴールパフォーマンスは、“タルデッリの雄叫び”として今でも語り継がれている。
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