各チームの下部組織で育った名選手を年代順に紹介していくこのシリーズ。
今回は、サンチョやフォデンなど未来のスター候補を次々に輩出し、育成面でも成功を収めているマンチェスター・シティユース出身の名手たち。
懐かしの選手からニューカマーまで、クラブの歴史を順を追って振り返っていきましょう。
シティ・ユース(下部組織)出身の名選手10人
アラン・オークス
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アラン・オークス(Alan Oakes)
生年月日:1942年9月7日
身長/体重:173cm・-kg
利き足:左足
ポジション:CM
所属クラブ:マンチェスター・C、チェスター
代表チーム:未招集
ユース(下部組織):1958〜1959年
1960年代後半、コリン・ベル、フランシス・リーらとともにシティ初代黄金期を支えたユース出身のMF。
67/68のリーグ制覇以来、次にシティがトロフィーを掲げるまで44年の歳月を費やした。
グリン・パードー
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グリン・パードー(Glyn Pardoe)
生年月日:1946年6月1日
身長/体重:178cm・-kg
利き足:右足
ポジション:LSB
所属クラブ:マンチェスター・C
代表チーム:U-23イングランド代表
ユース(下部組織):1963年
15歳314日のクラブ最年少出場記録を持ち、76年に引退するまでシティ一筋を貫いたバンディエラ。
WBAとの69/70リーグカップファイナルでは、チームを初優勝へ導く逆転ゴールを決めた。
ショーン・ライト=フィリップス
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ショーン・ライト=フィリップス(Shaun Wright-Phillips)
生年月日:1981年10月25日
身長/体重:168cm・64kg
利き足:右足
ポジション:RW
所属クラブ:マンチェスター・C、チェルシー
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1996〜1999年
爆発的な加速と高速ドリブルでDFを置き去りにする典型的なサイドアタッカー。
04/05には自己最多の10ゴールを挙げチェルシー移籍を果たすなど、アネルカ、ダンらとともに、2000年代前半の中軸として活躍した。
ジョーイ・バートン
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ジョーイ・バートン(Joey Barton)
生年月日:1982年9月2日
身長/体重:180cm・70kg
利き足:右足
ポジション:CM
所属クラブ:マンチェスター・C、QPR
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1997〜2002年
ピッチ内外で数々の問題行動を起こしてきたサッカー界屈指の”悪童”
ただ実力は本物で、ピッチに立てば闘志溢れるエネルギッシュなプレーを披露。良くも悪くも人々の記憶に残る名手だった。
カスパー・シュマイケル
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カスパー・シュマイケル(Kasper Schmeichel)
生年月日:1986年11月5日
身長/体重:185cm・76kg
利き足:右足
ポジション:GK
所属クラブ:レスター、マンチェスター・C
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):2002〜2005年
ユナイテッドで活躍したピーター・シュマイケルを父に持つサラブレッド。
父譲りの安定したセービングとPKストップが武器で、15/16シーズンには、レスター史上初のプレミア制覇に貢献した。
マイカ・リチャーズ
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マイカ・リチャーズ(Micah Richards)
生年月日:1988年6月24日
身長/体重:180cm・86kg
利き足:右足
ポジション:RSB
所属クラブ:マンチェスター・C、アストンビラ
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):2001〜2005年
強靭なフィジカル、スピード、リーダーシップを備えながらも怪我に泣いた未完の大器。
たらればではあるが、度重なる怪我さえなかったら…コンパニやダンと並ぶ、シティ歴代屈指のCBへと成長していたかもしれない。
ダニエル・スターリッジ
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ダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)
生年月日:1989年9月1日
身長/体重:188cm・76kg
利き足:左足
ポジション:CF
所属クラブ:チェルシー、リバプール
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):2003〜2006年
爆発的なスピードを駆使した裏への抜け出しと、強烈な左足でゴールを量産した万能FW。
リバプール移籍後は自身の希望でもあったCFに固定され、13/14シーズンにはキャリアハイとなる公式戦24ゴールを挙げた。
キーラン・トリッピアー
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キーラン・トリッピアー(Kieran Trippier)
生年月日:1990年9月19日
身長/体重:178cm・71kg
利き足:右足
ポジション:RSB
所属クラブ:トッテナム、バーンリー
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1999〜2008年
シティ時代は芽が出なかったが、バーンリーを経て加入したトッテナムで開花し、27歳でイングランド代表に選ばれた遅咲きの右SB。
FKの名手としても知られ、ロシアW杯準決勝クロアチア戦では、鮮やかなキックをゴール右隅に叩き込んだ。
ブラヒム・ディアス
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ブラヒム・ディアス(Brahim Díaz)
生年月日:1999年8月3日
身長/体重:171cm・68kg
利き足:左足
ポジション:AM
所属クラブ:レアル・マドリー、マンチェスター・C
代表チーム:U-21スペイン代表
ユース(下部組織):2013〜2017年
少年時代には”マラガのメッシ”と呼ばれ、将来を嘱望されてきたスペイン期待のブレイク候補。
シティ、マドリーでは厚い選手層に阻まれたが、今は出場機会が欲しい年代。果たして21歳の若武者は理想の成長曲線を描けるか。
フィル・フォデン
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フィル・フォデン(Phil Foden)
生年月日:2000年5月28日
身長/体重:171cm・70kg
利き足:左足
ポジション:AM
所属クラブ:マンチェスター・シティ
代表チーム:U-21イングランド代表
ユース(下部組織):2009〜2017年
ユース時代は、同期のサンチョ以上に高い評価を受けていた”ニュー・イニエスタ”
実質トップチーム1年目だが、限られた時間で結果を残すなど上々の出来。シルバが退団する来季、新しいシチズンのアイドルになれるか楽しみな逸材だ。
下部組織出身者だけでチームを組んでみた
▼GK
シュマイケル(ガン)
▼DF
リチャーズ(デナイエル)
レキク(ミー)
トリッピアー(ドイル)
パードー(ヒンチクリフ)
▼MF
オークス(レノン)
バートン(アイルランド)
フォデン(ブラヒム)
▼FW
ライト=フィリップス(ホワイト)
デニス・スアレス(ディルロサン)
スターリッジ(ヤング)