各チームの下部組織で育った名選手を年代順に紹介していくこのシリーズ。
今回は、イングランドでもっとも優れた育成アカデミーを持つ、マンチェスター・ユナイテッドユース出身の名手たち。
懐かしの選手からニューカマーまで、クラブの歴史を順を追って振り返っていきましょう。
ユナイテッド・ユース(下部組織)出身の名選手10人
ダンカン・エドワーズ
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ダンカン・エドワーズ(Duncan Edwards)
生年月日:1936年10月1日
身長/体重:185cm・82kg
利き足:右足
ポジション:CM
所属クラブ:マンチェスター・U
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1952〜1953年
18歳で主力を担い、パワー・テクニック・リーダーシップ、すべてが規格外だったユナイテッドの伝説的名手。
もし21歳の若武者の命を奪ったミュンヘンの悲劇がなければ…。代表歴は100試合を超え、クライフやプラティニと並ぶ名声を手にしていただろう。
ボビー・チャールトン
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ボビー・チャールトン(Bobby Charlton)
生年月日:1937年10月11日
身長/体重:173cm・72kg
利き足:左足
ポジション:AM
所属クラブ:マンチェスター・U、プレストン・ノースエンド
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1953〜1956年
エドワーズと同様、ユナイテッドの伝説的名手であり、イングランド史上最高の選手の1人。
ユナイテッド黄金期を支え、66年W杯の優勝にも貢献。強烈な左足はキャノンシュートと呼ばれ、多くのチームから恐れられた。
ジョージ・ベスト
ジョージ・ベスト(George Best)
生年月日:1946年5月22日
身長/体重:174cm・65kg
利き足:右足
ポジション:RW
所属クラブ:マンチェスター・U
代表チーム:北アイルランド代表
ユース(下部組織):1961〜1963年
60年代のユナイテッドで活躍し、王様ペレも「世界最高の選手」と賞賛した変幻自在のドリブラー。
ユナイテッド栄光の「7番」は、当時史上最年少でバロンドールを受賞した彼の伝説から始まった。
マーク・ヒューズ
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マーク・ヒューズ(Mark Hughes)
生年月日:1963年11月1日
身長/体重:178cm・75kg
利き足:右足
ポジション:CF
所属クラブ:マンチェスター・U、チェルシー
代表チーム:ウェールズ代表
ユース(下部組織):1978〜1980年
ベストの時代から長いトンネルを抜け出し、26年ぶりのリーグ王者(プレミア発足初代王者)へ導いた立役者。
両足を自在に操り、レンジも問わず、アクロバットなスーパーゴールも少なくない真のゴールハンターだった。
ライアン・ギグス
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ライアン・ギグス(Ryan Giggs)
生年月日:1973年11月29日
身長/体重:180cm・72kg
利き足:左足
ポジション:LW
所属クラブ:マンチェスター・U
代表チーム:ウェールズ代表
ユース(下部組織):1987〜1990年
ベッカムやスコールズらと共に、ユナイテッド第二次黄金期の主軸として活躍した、90年代のサッカー界を代表するサイドアタッカー。
2位のチャールトンに大差をつける、クラブ歴代最多963試合出場の偉大な記録は、今後も破られることはないだろう。
ポール・スコールズ
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ポール・スコールズ(Paul Scholes)
生年月日:1974年11月16日
身長/体重:168cm・70kg
利き足:右足
ポジション:CM
所属クラブ:マンチェスター・U
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1991〜1992年
パスセンス・無尽蔵のスタミナ・決定力と、MFに必要な能力すべて兼ね備えた、ユナイテッド史上最高のパーフェクトプレイヤー。
ジダンやグアルディオラといった名手たちが口を揃えてベストプレイヤーに挙げる事実こそ、彼がいかに偉大な選手だったかを物語っている。
デイビッド・ベッカム
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デイビッド・ベッカム(David Beckham)
生年月日:1975年5月2日
身長/体重:180cm・74kg
利き足:右足
ポジション:RM
所属クラブ:マンチェスター・U、レアル・マドリー
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1991〜1993年
ユナイテッドのトレブルに貢献しただけでなく、甘いマスクで世界的人気を博したサッカー界のプリンス。
代名詞のFK、右からのピンポイントクロスは圧巻で、なかでもファン・ニステルローイとのコンビは絶大な破壊力を誇った。
ジョニー・エバンス
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ジョニー・エバンス(Jonny Evans)
生年月日:1988年1月3日
身長/体重:188cm・77kg
利き足:右足
ポジション:CB
所属クラブ:マンチェスター・U、レスター
代表チーム:北アイルランド代表
ユース(下部組織):2004〜2008年
ユナイテッドでは頼れる3番手として活躍し、現在所属するレスターでも安定した守備を披露する職人。
派手さはないが堅実で、リーダーシップの面にも優れた、チームにとって1人は欲しい存在だ。
ポール・ポグバ
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ポール・ポグバ(Paul Pogba)
生年月日:1993年3月15日
身長/体重:191cm・84kg
利き足:右足
ポジション:CM
所属クラブ:マンチェスター・U、ユベントス
代表チーム:フランス代表
ユース(下部組織):2009〜2011年
下部組織からユベントスを経て、当時サッカー史上最高額の移籍金で再びユナイテッドに帰ってきたフランスの怪物。
ボールテクニックは世界でも屈指、好調時はワールドクラスのプレーを披露するだけに、課題の安定感を取り戻せるか。
マーカス・ラッシュフォード
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マーカス・ラッシュフォード(Marcus Rashford)
生年月日:1997年10月31日
身長/体重:180cm・70kg
利き足:右足
ポジション:CF
所属クラブ:マンチェスター・U
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):2005〜2015年
近年のユナイテッドユース出身選手で、もっとも飛躍した1人といっても過言ではない背番号10。
すでにキャリアハイの14得点を挙げ、開幕チェルシー戦の2ゴールや、シティ戦の先制点など大舞台でも活躍。ワールドクラス入りはもう目の前だ。
下部組織出身者だけでチームを組んでみた
▼GK
ツィーラー(ヒートン)
▼DF
エバンス(オシェイ)
フォルケシュ(キーン)
ガリー ・ネビル(フィル・ネビル)
バーン(アルビストン)
▼MF
スコールズ(バット)
エドワーズ(スタイルズ)
ベスト(ベッカム)
ギグス(ラッシュフォード)
▼FW
チャールトン(ポグバ)
ヒューズ(ヴァイオレット)
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