どうもロイすんです。
8月24日に開幕した、2019/2020シーズンのセリエA。
8連覇中の絶対王者ユベントスを止めるチームはあるのか、昨シーズン最終節までもつれたCL権争いなど見どころは盛り沢山。
ですが、この記事ではセリエAの新シーズンをより楽しめる注目の若手選手7人をピックアップ!
“U-21欧州選手権MVP“から、“ガレス・ベイルの再来”まで、2019/2020シーズン必見の若手逸材たちをチョイスしました。
では行ってみよう。
【セリエA】2019/2020シーズン注目の若手選手7人
ナポリ|ファビアン・ルイス
ファビアン・ルイス(Fabián Ruiz)
生年月日:1996年4月3日(23歳)
身長/体重:189cm・70kg
所属:ナポリ
ポジション:CM・CAM
利き足:左足
代表:U-21スペイン代表
18/19シーズン成績:27試合・5得点
推定市場価格:5,000万€
プレースタイル:イバン・ラキティッチ(バルセロナ)
異次元の活躍を見せたU-21欧州選手権MVP
圧倒的な存在感を見せ、U-21スペイン代表を優勝へと導いた立役者。
ベティスからナポリに移籍した昨シーズン、徐々にセリエAの水に慣れると冬頃には主力に。今夏はマドリードの両雄が獲得に乗り出すなど飛躍のシーズンとなった。
パスセンス・シュート力・フィジカル・守備での貢献すべてがハイレベルで、さらに中盤ならどこでもプレーできる戦術眼も持ち合わせるモダン型のMF。
A代表歴はまだ浅いが、ゆくゆくはスペイン代表の中核を担う実力を備えたスーパータレントだ。
ミラン|テオ・エルナンデス
テオ・エルナンデス(Theo Hernandez)
生年月日:1997年10月6日(21歳)
身長/体重:184cm・78kg
所属:ミラン
ポジション:LSB
利き足:左足
代表:U-21フランス代表
18/19シーズン成績:24試合・1得点
推定市場価格:1,500万€
プレースタイル:ガレス・ベイル(レアル・マドリー)
若き日のベイルを彷彿とさせる攻撃的サイドバック
ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニTDが獲得を熱望し移籍が実現したU-21フランス代表。
1度プレーを見たマルコ・ジャンパオロ監督も「世界最高の左サイドバックになれる」と大きな期待を寄せている。
若き日のガレス・ベイルを彷彿とさせる縦への突破力、トップスピードから繰り出される高速クロスはすでにワールドクラスと言ってもいい。
残念ながら守備に不安がありマドリーやアトレティコでは成功できなかったが、まだ伸びしろを残す21歳。
カルチョの水に慣れれば面白い存在になるはずだ。
フィオレンティーナ|バルトワメイ・ドラゴフスキ
バルトワメイ・ドラゴフスキ(Bartłomiej Drągowski)
生年月日:1997年8月19日(22歳)
身長/体重:188cm・74kg
所属:フィオレンティーナ
ポジション:GK
利き足:右足
代表:U-21ポーランド代表
18/19シーズン成績:17試合・0得点
推定市場価格:1,000万€
プレースタイル:ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)
GK大国ポーランドの新星
ポーランドリーグ時代、弱冠17歳でリーグ最優秀GKに選ばれた実力派GK。
昨冬エンポリにレンタル移籍すると守護神に君臨。チームは降格したが本人は安定したブレーを見せ評価を高めた。
なかでも周囲を驚かせたのは4月のアタランタ戦。実に47本のシュートを浴びながらも0-0のスコアレスドローに持ち込む活躍を披露。
アルトゥーロ・ボルツ、ヴォイチェフ・シュツェスニーといった、多くの大物を排出する隠れたGK大国ポーランドにまた一人楽しみな存在が現れた。
ジェノア|クリスティアン・クアメ
クリスティアン・クアメ(Christian Kouamé)
生年月日:1997年12月6日(21歳)
身長/体重:180cm・70kg
所属:ジェノア
ポジション:CF・WG
利き足:右足
代表:U-23コートジボワール代表
18/19シーズン成績:38試合・4得点
推定市場価格:1,500万€
プレースタイル:ジョージ・ウェア(元ミラン)
大器の片鱗を見せるエレファンツのスピードスター
ナポリ・ミランも興味を示すU-23コートジボワール代表のスピードスター。
セリエA1年目の昨シーズンは全38試合に出場。チーム最多の6アシストを記録した。
高い身体能力だけでなくポストワークも巧みで、前線からの守備を意欲的にこなす点も好感が持てる。
ディディエ・ドログバ2世と呼ばれているが、プレースタイルはかつてミラン・パリSGなどで活躍したジョージ・ウェアに近い。
決定力を身につければ、ビッククラブ行きも見えてくるだろう。
インテル|ヴァレンティノ・ラザロ
ヴァレンティノ・ラザロ(Valentino Lazaro)
生年月日:1996年3月24日(23歳)
身長/体重:178cm・75kg
所属:インテル
ポジション:RSB・RWB
利き足:右足
代表:オーストリア代表
18/19シーズン成績:31試合・3得点
推定市場価格:1,700万€
プレースタイル:ヴィクター・モーゼス(フェネルバフチェ)
コンテ流にフィットできるかが飛躍の鍵
今夏インテルが2,200万€でヘルタ・ベルリンから獲得したウイングバックのレギュラー候補。
育成に定評があるオーストリア・ザルツブルク下部組織出身で、オーストリア代表としても23試合に出場するなど国際経験も豊富。
持ち前の身体能力を武器に本職のウイングバックだけでなく、トップ下でもプレーできるユーティリティさも魅力だ。
プレースタイルは、アントニオ・コンテがチェルシー監督時代にブレイクへと導いたヴィクター・モーゼスと重なるものがある。
ラザロ自身もモーゼスと同じく、コンテ流にフィットできるかが飛躍の鍵となりそうだ。
ローマ|ジャンルカ・マンチーニ
ジャンルカ・マンチーニ(Gianluca Mancini)
生年月日:1996年3月24日(23歳)
身長/体重:190cm・75kg
所属:ローマ
ポジション:CB
利き足:右足
代表:イタリア代表
18/19シーズン成績:30試合・5得点
推定市場価格:2,200万€
プレースタイル:マルコ・マテラッツィ(元インテル)
得点力も兼備する”マテラッツィ2世”
ナポリに移籍したコスタス・マノラスの後継に、ローマがアタランタから獲得した大型センターバック。
190cmという恵まれた体格とハードなタックルを武器に、アタランタを初のCL出場権獲得へと導いた。
さらにセンターバックながら5ゴールを挙げるなど得点力もあり、セットプレーの起点としても優秀。
本人も憧れと語るマルコ・マテラッツィ(元インテル)のように攻守に渡り活躍できる可能性を秘めている。
成長次第では、ローマのようなプレッシャーの大きいビッグクラブでも十分通用するだろう。
ブレシア|サンドロ・トナーリ
サンドロ・トナーリ(Sandro Tonali)
生年月日:2000年5月8日(19歳)
身長/体重:181cm・79kg
所属:ブレシア
ポジション:CM
利き足:右足
代表:イタリア代表
18/19シーズン成績:34試合・3得点
推定市場価格:2,500万€
プレースタイル:アンドレア・ピルロ(元ミラン)
18歳でアズーリ初招集された”NEXTピルロ”
セリエBの選手、しかも18歳という若さでアズーリ(イタリア代表の愛称)に初招集された“NEXTピルロ”。
エレガントなプレーも卒なくこなし、右左巧みに使い分けるロングパス、キックモーションの入り方や髪をかきあげる仕草まで、イタリア史上最高のレジスタと言われた偉大なマエストロに酷似している。
キャリアをスタートさせたクラブが同じブレシアという点も、トナーリが比較される理由の1つでもあるだろう。
今夏はブレシアに残留するが、依然としてユベントスやナポリ、ローマといった国内のビッグクラブが動向を追っている。
本人も心はかつてピルロもプレーしたミランで固まっているとの報道もあるが果たして…
セリエA以外の注目の若手逸材はこちら!
このブログではセリエAだけではなく、プレミア・リーガ・ブンデスなど欧州サッカー主要リーグ注目の若手選手を紹介しています。
まとめ記事がありますので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。