各チームの下部組織で育った名選手を年代順に紹介していくこのシリーズ。
今回は、チームを欧州初タイトルへ導いたオスグッドや、黄金期の主将テリーらを輩出してきたチェルシーユース出身の名手たち。
懐かしの選手からニューカマーまで、クラブの歴史を順を追って振り返っていきましょう。
チェルシー・ユース(下部組織)出身の名選手10人
ジミー・グリーブス
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ジミー・グリーブス(Jimmy Greaves)
生年月日:1940年2月20日
身長/体重:173cm・-kg
利き足:右足
ポジション:CF
所属クラブ:トッテナム、チェルシー
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1957年
イングランドリーグ最多得点記録(357得点)を持つ、同国史上最高のストライカー。
チェルシー史上最年少100ゴール、トッテナム歴代最多得点記録(220得点)、得点王6回など、ゴールを奪うことに関しては右に出るものはいない数々の伝説を打ち立てた。
ピーター・ボネッティ
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ピーター・ボネッティ(Peter Bonetti)
生年月日:1941年9月27日
身長/体重:180cm・-kg
利き足:右足
ポジション:GK
所属クラブ:チェルシー、ダンディー
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1958年
“ザ・キャット”の愛称で親しまれたチェルシー歴代最高クラスの守護神。
180cmとGKでは小柄だが、抜群の反射神経でゴールを死守。チェフに次ぐクラブ2位の通算208クリーンシートを達成した。
ピーター・オスグッド
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ピーター・オスグッド(Peter Osgood)
生年月日:1947年2月20日
身長/体重:185cm・-kg
利き足:右足
ポジション:CF
所属クラブ:チェルシー、サウサンプトン
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1964年
チェルシー初代黄金期のエースとして活躍した本格派センターフォワード。
70/71シーズンにはFAカップ制し、翌日のカップウィナーズカップ決勝では2試合ともゴールを決め、チェルシーにクラブ初の国際タイトルをもたらした。
レイ・ウィルキンス
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レイ・ウィルキンス(Ray Wilkins)
生年月日:1956年9月14日
身長/体重:173cm・-kg
利き足:左足
ポジション:CM
所属クラブ:チェルシー、ミラン
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1973年
18歳の若さでチェルシーの主将を務め、その後ユナイテッドやミランでも活躍したゲームメイカー。
華麗なボール捌き、常に情熱を持ってフットボールに打ち込むプロ精神は、マルディーニやベッカムなど、後のスターたちに大きな影響を与えている。
グレアム・ル・ソー
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グレアム・ル・ソー(Graeme Le Saux)
生年月日:1968年10月17日
身長/体重:178cm・76kg
利き足:左足
ポジション:LSB
所属クラブ:チェルシー、
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1987〜1989年
94/95シーズンのブラックバーン優勝に貢献し、イングランド代表でも活躍した左サイドバック。
長い距離を猛スピードで駆け上がるスプリント力が武器で、その攻撃性能の高さからチェルシーではサイドハーフを任せられることも多かった。
ジョン・テリー
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ジョン・テリー(John Terry)
生年月日:1980年12月7日
身長/体重:187cm・90kg
利き足:右足
ポジション:CB
所属クラブ:チェルシー、アストンビラ
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):1995〜1998年
チェルシー黄金期の主将を務めた、ハリスと並ぶアカデミーが生んだ歴代最高のディフェンダーの一人。
スピード不足をフィジカルと頭脳で補い、抜群のキャプテンシーを発揮して最終ラインを統率する、強く賢い闘将だった。
ムバラク・ブスファ
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ムバラク・ブスファ(Mbark Boussoufa)
生年月日:1984年8月15日
身長/体重:167cm・58kg
利き足:右足
ポジション:AM
所属クラブ:アンデルレヒト、ロコモティフ
代表チーム:モロッコ代表
ユース(下部組織):2001〜2004年
トップチームでのプレーはなかったが、ベルギーでプロデビューし、一気にリーグの顔へと成長したモロッコ代表のプレーメイカー。
アンジに引き抜かれるまでの7シーズンで、ジュピラーリーグ最優秀選手賞3回、ゴールデン・シュー2回など、多くの個人タイトルを獲得した。
ロベルト・フート
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ロベルト・フート(Robert Huth)
生年月日:1984年8月18日
身長/体重:191cm・88kg
利き足:右足
ポジション:CB
所属クラブ:ストーク、レスター
代表チーム:ドイツ代表
ユース(下部組織):2001〜2002年
モーガン、シュマイケルとメガクラブ顔負けの要塞を築き、奇跡の優勝へと導いた”ミラクル・レスター”の立役者。
チェルシーでは選手層の厚さに阻まれたものの、プレミアの中堅クラブで、長きに渡りコンスタントな活躍を披露した。
ネイサン・アケー
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ネイサン・アケー(Nathan Aké)
生年月日:1995年2月18日
身長/体重:180cm・75kg
利き足:左足
ポジション:CB
所属クラブ:ボーンマス、チェルシー
代表チーム:オランダ代表
ユース(下部組織):2011〜2012年
本職のCBだけでなく、中盤センターもハイレベルにこなす”レフティー版ライカールト”
プレミア屈指のストッパーへ成長し、噂されるメガクラブで成功を収めれば、世界的名手となる可能性も。
メイソン・マウント
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メイソン・マウント(Mason Mount)
生年月日:1999年1月10日
身長/体重:178cm・70kg
利き足:右足
ポジション:AM
所属クラブ:チェルシー、ダービー
代表チーム:イングランド代表
ユース(下部組織):2005〜2017年
ランパードの指導で覚醒し、一気にチェルシーの主力へと上り詰めた”ランパードの正統後継者”。
フォデン、サンチョらと共に、イングランドの未来を担うであろうワールドクラス候補生だ。
下部組織出身者だけでチームを組んでみた
▼GK
ボネッティ(エサリッジ)
▼DF
フート(クリステンセン)
テリー(アケ)
ハリス(ジェームズ)
ル・ソー(バートランド)
▼MF
ホリンズ(ロフタス=チーク)
ウィルキンス(バーリー)
ブスファ(ボリーニ)
マウント(ハドソン=オドイ)
▼FW
グリーブス(エイブラハム)
オスグッド(カールトン・コール)
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