どうもロイすんです。
8月10日のリヴァプール対ノーリッジを皮切りに開幕した、2019/2020シーズンのプレミアリーグ。
昨シーズン勝点97を獲得しながら優勝を逃したリヴァプールの逆襲はあるのか。
1年半の沈黙を破り、タンギ・ヌドンベレをクラブレコードで獲得したCL準優勝のトッテナム。
4シーズンぶりにプレミアの舞台に帰ってきたアストン・ビラなど楽しみなポイント目白押しですが、やはり僕は若手選手の成長に注目したいと思います。
ということで今回は、プレミアリーグ2019/2020シーズン注目の若手選手をピックアップ。
知っておいて損はない7選手をご紹介します。
移籍市場を賑わせた選手から、日本ではまだ無名のニューカマーまで2019/2020シーズンのプレミアリーグをさらに楽しめる充実のラインナップに。
では行ってみよう!!
【2019/2020シーズン】プレミアリーグ注目の若手有望選手7人
マンチェスター・シティ|ロドリ
ロドリ(RODRI)
生年月日:1996年6月22日(23歳)
身長/体重:191cm・82kg
所属クラブ:マンチェスター・シティ
ポジション:CM
利き足:右足
代表:スペイン代表
18/19シーズン成績:34試合・3得点
推定市場価格:8,000万€
プレースタイル:セルジオ・ブスケッツ(バルセロナ)
ベップも惚れ込む”ブスケッツ2世”
悲願のCL制覇へ。マンチェスター・シティがラストピースに選んだのが、ブスケッツにもっとも近いと言われるロドリだ。
最終ラインから巧みにボールを引き出し、少ないタッチでシンプルにボールを前線に供給できるプレイメイカー。
さらに足元のスキルだけでなく、シメオネのダイナミックなフットボールに難なく対応するなど、戦術的柔軟性も高い。プレミア独特のスピードにもすぐにフィットするだろう。
数年来の課題だったアンカーの世代交代に成功したシティ。ロドリの活躍次第ではCL・プレミア・ FAカップのトレブル(3冠)も夢ではない。
ウォルバーハンプトン|パトリック・クトローネ
パトリック・クトローネ(Patrick Cutrone)
生年月日:1998年1月3日(21歳)
身長/体重:183cm・75kg
所属クラブ:ウォルバーハンプトン
ポジション:CF
利き足:右足
代表:イタリア代表
18/19シーズン成績:34試合・3得点
推定市場価格:2,800万€
プレースタイル:フィリッポ・インザーギ(元ミラン)
ゴールセンス抜群のイタリア人ストライカー
昨シーズン昇格組ながら、プレミア”ビッグ6″から4勝挙げ、EL出場権を手にしたウルブス。
更なる躍進を目指し、ミランから2,000万ポンドで獲得したのがイタリア代表の逸材パトリック・クトローネだ。
スーッと巧みにマークを外してクロスに合わせるポジショニングセンスは、セリエAの舞台で既に実証済み。
ペナルティエリアで持ち味を発揮する典型的なストライカータイプだが、ウルブスにはホニー、モウチーニョなど、パスセンスに優れた選手を多く有しており、前線で孤立することもないだろう。
ヒメレス、ジョッタとはタイプが違うため補完性も抜群。ELとの二足の草鞋を履く今シーズンのウルブスにとって、貴重な戦力となるはずだ。
ボーンマス|ロイド・ケリー
ロイド・ケリー(Lloyd Kelly)
生年月日:1998年10月6日(21歳)
身長/体重:190cm・75kg
所属クラブ:ボーンマス
ポジション:LSB
利き足:左足
代表:U-21イングランド代表
18/19シーズン成績:32試合・1得点
推定市場価格:900万€
プレースタイル:アレクサンデル・コラロフ(ローマ)
突破力が売りのレフトサイドバック
ディフェンスからはボーンマスがブリストルから1,500万€で獲得したロイド・ケリーをご紹介。
イングランド各世代別代表にも名を連ねる逸材で、リヴァプールが獲得を検討していたほど有力クラブも高く評価する左利きのサイドバック。
パスやクロスの精度に課題はあるが、長い距離を駆け上がるドリブル突破が魅力で昨シーズンのブリストルでも大きな武器となっていた。
アケーやカラム・ウィルソンをブレイクさせたエディ・ハウの下、戦術理解を磨けばビッグクラブ行きも見えてくる。
アストン・ビラ|ウェズレイ
ウェズレイ(Wesley)
生年月日:1996年11月26日(23歳)
身長/体重:191cm・93kg
所属クラブ:アストン・ビラ
ポジション:CF
利き足:右足
代表:-
18/19シーズン成績:28試合・10得点
推定市場価格:2,000万€
プレースタイル:マリオ・マンジュキッチ(ユベントス)
献身的なプレスもこなすモダンなセンターフォワード
4シーズンぶりにプレミアの舞台に帰ってきたアストン・ビラ。
残留に向けたエースとして、クラブレコードとなる2,200万ポンドで獲得したのが、ベルギーで評価を高めたウェズレイだ。
191cm・93kgと大柄ながらポストワークだけでなく、機動力にも優れ、献身的なプレスもしっかりこなすモダンなセンターフォワード。
昨シーズンのチーム得点王、エイブラハムが抜けた穴(チェルシーに返却)を埋めることができるのか注目のタレントだ。
エバートン|モイゼ・ケーン
モイゼ・ケーン(Moise Kean)
生年月日:2000年2月28日(19歳)
身長/体重:183cm・72kg
所属クラブ:エバートン
ポジション:CF
利き足:右足
代表:イタリア代表
18/19シーズン成績:13試合・6得点
推定市場価格:4,000万€
プレースタイル:ロメル・ルカク(インテル)
トフィーズを更なる高みへ導く”イタリアの神童”
アーセナルやドルトムントとの争奪戦を制し、エバートンが3,600万ポンドで獲得した大型フォワード。
爆発的なスピード・高い身体能力で局面を打開する姿は、かつて同クラブで活躍したルカクと重なるものがある。
加入時のインタビューでは「勝者のメンタリティーをチームに伝えていきたいと思っている」と語るなど、物怖じしないパーソナリティーも申し分ない。
昨シーズン新戦力が軒並み活躍しながら、絶対的エースの不在に泣いたエバートン。ケーンの活躍次第では、“ビッグ6″の牙城を崩せるかもしれない。
ニューカッスル|ジョエリントン
ジョエリントン(Joelinton)
生年月日:1996年8月14日(23歳)
身長/体重:186cm・78kg
所属クラブ:ニューカッスル
ポジション:CF・WG
利き足:右足
代表:-
18/19シーズン成績:28試合・7得点
推定市場価格:3,500万€
プレースタイル:ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
スピード・フィジカル・エフォートを併せ持つ万能タイプ
デンバ・バ(元チェルシー)や、シグルズソン(現エバートン)、フィルミーノ(現リヴァプール)と同じく、ホッフェンハイム経由プレミア行きを果たした1人。
ニューカッスルが支払った金額は、クラブレコードとなる4,400万ポンドだった。
ドイツで2桁ゴールはなかったが、中央に入ってのポストワーク、持ち前のスピードを活かしウイングにも対応する万能性も併せ持つ。さらにドイツ語の学習に熱心に取り組むなど、努力家の一面も。
それぞれレスター・中国へと去ったアジョセ、ロンドンの穴を埋める活躍ができるのか注目したいところだ。
アーセナル|キーラン・ティアニー
キーラン・ティアニー(Kieran Tierney)
生年月日:1997年6月5日(22歳)
身長/体重:178cm・70kg
所属クラブ:アーセナル
ポジション:LSB
利き足:左足
代表:-
18/19シーズン成績:20試合・5得点
推定市場価格:1,200万€
プレースタイル:アンドリュー・ロバートソン(リバプール)
中村俊輔に憧れるスコットランドの俊英
アーセナルが移籍市場最終日に2,500万ポンド(約32億円)で獲得した、スコットランド代表の左サイドバック。
果敢な攻め上がりからのクロスも正確で、フレイダン・ロジャースが率いた2017年にはセンターバックでもプレーするなど、戦術眼と高い守備力も備えている。
守備に難があるコラシナツに変わる選手として打ってつけの存在だ。
かつてセルティックで活躍した中村俊輔を「僕のヒーローだった」と語るティアニー。
このまま順調に成長を続ければ、プレミアの地で揉まれ、世界最高峰の左サイドバックへと成長した同郷のロバートソンを超えることが出来るかもしれない。
プレミアリーグ以外の若手注目選手はこちら!
このブログではプレミアリーグだけではなく、リーガ・ブンデス・セリエAなど欧州サッカー主要リーグ注目の若手選手を紹介しています。
まとめ記事がありますので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。