数々の伝説を生み出したサッカー・ワールドカップの優勝国を、順番に振り返っていく本企画。
今回は、守備的なサッカーが猛威を振るった、第14回イタリア大会(1990年)の王者「西ドイツ代表」を紹介していきます。
- 大会成績
- 選手一覧(出場メンバー)
- 基本フォーメーション(スタメン)
- 当時のキープレイヤー
これらの情報を掲載。当時を知り、一緒にフットボールの歴史を振り返っていきましょう。
西ドイツ代表1990年W杯大会成績
決勝トーナメント
FINAL | ||
○西ドイツ🇩🇪 | 1 – 0 | ●アルゼンチン🇦🇷 |
85: ブレーメ |
当時の映像:FIFA公式(外部リンク)
SEMI-FINAL | ||
○西ドイツ🇩🇪 | 1 – 1 pen 4 – 3 | ●イングランド🏴 |
60: ブレーメ | 80: リネカー |
Quarter-FINAL | ||
○西ドイツ🇩🇪 | 1 – 0 | ●チェコスロバキア🇨🇿 |
24: マテウス |
Round of 16 | ||
○西ドイツ🇩🇪 | 2 – 1 | ●オランダ🇳🇱 |
51: クリンスマン 82: ブレーメ | 89: クーマン |
グループステージ
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 🇩🇪 西ドイツ | 3 | 2 | 1 | 0 | 10 | 3 | 7 | 5 |
2 | ユーゴスラビア | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 5 | 1 | 4 |
3 | 🇨🇴 コロンビア | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 2 | 1 | 3 |
4 | 🇦🇪 UAE | 3 | 0 | 0 | 3 | 2 | 11 | -9 | 0 |
1節 | ||
○西ドイツ🇩🇪 | 4 – 1 | ●ユーゴスラビア |
28: マテウス 39: クリンスマン 65: マテウス 71: フェラー | 55: ヨジッチ |
2節 | ||
○西ドイツ🇩🇪 | 5 – 1 | ●UAE🇦🇪 |
35: フェラー 36: クリンスマン 47: マテウス 59: バイン 75: フェラー | 46: ムバラク |
3節 | ||
△西ドイツ🇩🇪 | 1 – 1 | △コロンビア🇨🇴 |
88: リトバルスキ | 90: リンコン |
西ドイツ代表1990年W杯出場メンバー
選手名 | No | POS | 所属チーム | 生年月日(年齢) | 身長・体重 | 大会成績 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ボド・イルクナー (Bodo Illgner) | 1 | GK | 🇩🇪 | ケルン | 1967年4月7日(23) | 190cm・90kg | 7試合・0得点 |
ライモント・アウマン (Raimond Aumann) | 12 | GK | 🇩🇪 | バイエルン | 1963年10月12日(26) | 182cm・76kg | 0試合・0得点 |
アンドレアス・ケプケ (Andreas Köpke) | 22 | GK | 🇩🇪 | ニュルンベルク | 1962年3月12日(28) | 182cm・82kg | 0試合・0得点 |
クラウス・アウゲンターラー (Klaus Augenthaler) | 5 | SW | 🇩🇪 | バイエルン | 1957年9月26日(32) | 182cm・78kg | 7試合・0得点 |
ユルゲン・コーラー (Jürgen Kohler) | 4 | CB | 🇩🇪 | バイエルン | 1965年10月6日(24) | 186cm・84kg | 4試合・0得点 |
ギド・ブッフバルト (Guido Buchwald) | 6 | CB | 🇩🇪 | シュトゥットガルト | 1961年1月24日(29) | 188cm・90kg | 7試合・0得点 |
トーマス・ベルトルト (Thomas Berthold) | 14 | CB | 🇮🇹 | ローマ | 1964年11月12日(25) | 185cm・81kg | 7試合・0得点 |
パウル・シュタイナー (Paul Steiner) | 16 | CB | 🇩🇪 | ケルン | 1957年1月23日(33) | 182cm・74kg | 0試合・0得点 |
アンドレアス・ブレーメ (Andreas Brehme) | 3 | LSB | 🇮🇹 | インテル | 1960年11月9日(29) | 176cm・77kg | 6試合・3得点 |
ハンス・プリュグラー (Hans Pflügler) | 19 | LSB | 🇩🇪 | バイエルン | 1960年3月27日(30) | 182cm・80kg | 1試合・0得点 |
ローター・マテウス (Lothar Matthäus) | 10 | CM | 🇮🇹 | インテル | 1961年3月21日(29) | 174cm・71kg | 7試合・4得点 |
ギュンター・ヘアマン (Günter Hermann) | 21 | CM | 🇩🇪 | ブレーメン | 1960年12月5日(29) | 169cm・66kg | 0試合・0得点 |
オラフ・トーン (Olaf Thon) | 20 | CM | 🇩🇪 | バイエルン | 1966年5月1日(24) | 170cm・68kg | 2試合・0得点 |
シュテファン・ロイター (Stefan Reuter) | 2 | RM | 🇩🇪 | バイエルン | 1966年10月16日(23) | 181cm・75kg | 6試合・0得点 |
ピエール・リトバルスキー (Pierre Littbarski) | 7 | AM | 🇩🇪 | ケルン | 1960年4月16日(30) | 168cm・64kg | 6試合・1得点 |
トーマス・ヘスラー (Thomas Häßler) | 8 | AM | 🇩🇪 | ケルン | 1966年5月30日(24) | 166cm・67kg | 5試合・0得点 |
ウーベ・バイン (Uwe Bein) | 15 | AM | 🇩🇪 | フランクフルト | 1960年9月26日(29) | 178cm・69kg | 4試合・1得点 |
アンドレアス・メラー (Andreas Möller) | 17 | AM | 🇩🇪 | ドルトムント | 1967年9月2日(22) | 180cm・76kg | 2試合・0得点 |
ルディ・フェラー (Rudi Völler) | 9 | CF | 🇮🇹 | ローマ | 1960年4月13日(30) | 179cm・77kg | 6試合・3得点 |
フランク・ミル (Frank Mill) | 11 | CF | 🇩🇪 | ドルトムント | 1958年7月23日(31) | 176cm・75kg | 0試合・0得点 |
カール=ハインツ・リードレ (Karl-Heinz Riedle) | 13 | CF | 🇩🇪 | ブレーメン | 1965年9月16日(24) | 179cm・75kg | 4試合・0得点 |
ユルゲン・クリンスマン (Jürgen Klinsmann) | 18 | CF | 🇮🇹 | インテル | 1964年7月30日(25) | 181cm・76kg | 7試合・3得点 |
監督
名前 | 国籍 | 生年月日 |
フランツ・ベッケンバウアー (Franz Beckenbauer) | 🇩🇪 | 1945年9月11日 |
西ドイツ代表1990年W杯フォーメーション
基本フォーメーション
フォーメーション(FINAL)
1990年W杯当時のキーマン
ローター・マテウス|インテル
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ローター・マテウス
(Lothar Matthäus)
生年月日:1961年3月21日
身長/体重:174cm・71kg
ポジション:CM / AM
利き足:右足
所属クラブ:インテル
代表通算:150試合・23得点
W杯史上最多出場記録保持者
W杯5大会連続出場、25試合の史上最多出場記録を持つ鉄人であり、攻守に隙がない最強のオールラウンダー。
約20年にわたってドイツ代表でプレーし、あのマラドーナが「彼は僕の最大のライバル」と称賛したレジェンド中のレジェンドだ。
アンドレアス・ブレーメ|インテル
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アンドレアス・ブレーメ
(Andreas Brehme)
生年月日:1960年11月9日
身長/体重:176cm・77kg
ポジション:LSB / RSB
利き足:右足
所属クラブ:インテル
代表通算:86試合・8得点
ドイツ歴代屈指のプレースキッカー
左サイドを主戦場にしながら、精密機械のようなクロスと高精度のプレースキックを武器に、3ゴール3アシストの活躍でドイツを頂点に導いたスペシャリスト。
特に決勝トーナメント以降が凄まじく、準決勝イングランド戦の直接FK、決勝アルゼンチン戦のPKなど、勝負どころでの活躍が光った。
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