数々の伝説を生み出したサッカー・ワールドカップの優勝国を、順番に振り返っていく本企画。
今回は、難攻不落な伝統の守備で鉄壁の要塞を築き上げた、第18回ドイツ大会(2006年)の王者「イタリア代表」を紹介していきます。
- 大会成績
- 選手一覧(出場メンバー)
- 基本フォーメーション(スタメン)
- 当時のキープレイヤー
これらの情報を掲載。当時を知り、一緒にフットボールの歴史を振り返っていきましょう。
イタリア代表2006年W杯大会成績
決勝トーナメント
FINAL | ||
○イタリア🇮🇹 | 1 – 1 pen 5 – 3 | ●フランス🇫🇷 |
19: マテラッツィ | 9: ジダン |
当時の映像:FIFA公式(外部リンク)
SEMI-FINAL | ||
●ドイツ🇩🇪 | 0 – 0 AET 0 – 2 | ○イタリア🇮🇹 |
119: グロッソ 120: デル・ピエロ |
Quarter-FINAL | ||
○イタリア🇮🇹 | 3 – 0 | ●ウクライナ🇺🇦 |
6: ザンブロッタ 59: トーニ 69: トーニ |
Round of 16 | ||
○イタリア🇮🇹 | 1 – 0 | ●オーストラリア🇦🇺 |
90: トッティ |
グループステージ
順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 🇮🇹 イタリア | 3 | 2 | 1 | 0 | 5 | 1 | 4 | 7 |
2 | 🇬🇭 ガーナ | 3 | 2 | 0 | 1 | 4 | 3 | 1 | 6 |
3 | 🇨🇿 チェコ | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 4 | -1 | 3 |
4 | 🇺🇸 アメリカ | 3 | 0 | 1 | 2 | 2 | 6 | -4 | 1 |
1節 | ||
○イタリア🇮🇹 | 2 – 0 | ●ガーナ🇬🇭 |
41: ピルロ 83: イアクインタ |
2節 | ||
△イタリア🇮🇹 | 1 – 1 | △アメリカ🇺🇸 |
22: ジラルディーノ | 27: オウンゴール |
3節 | ||
●チェコ🇨🇿 | 0 – 2 | ○イタリア🇮🇹 |
26: マテラッツィ 87: インザーギ |
イタリア代表2006年W杯出場メンバー
選手名 | No | POS | 所属チーム | 生年月日(年齢) | 身長・体重 | 大会成績 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ジャンルイジ・ブッフォン (Gianluigi Buffon) | 1 | GK | 🇮🇹 | ユベントス | 1978年1月28日(28) | 192cm・92kg | 7試合・0得点 |
マルコ・アメーリア (Marco Amelia) | 14 | GK | 🇮🇹 | リボルノ | 1982年4月2日(24) | 190cm・78kg | 0試合・0得点 |
アンジェロ・ペルッツィ (Angelo Peruzzi) | 12 | GK | 🇮🇹 | ラツィオ | 1970年2月16日(36) | 181cm・90kg | 0試合・0得点 |
アレッサンドロ・ネスタ (Alessandro Nesta) | 13 | CB | 🇮🇹 | ミラン | 1976年3月19日(30) | 187cm・82kg | 3試合・0得点 |
ファビオ・カンナバーロ (C) (Fabio Cannavaro) | 5 | CB | 🇮🇹 | ユベントス | 1973年9月13日(32) | 176cm・75kg | 7試合・0得点 |
アンドレア・バルザーリ (Andrea Barzagli) | 6 | CB | 🇮🇹 | パレルモ | 1981年5月8日(25) | 187cm・87kg | 2試合・0得点 |
クリスティアン・ザッカルド (Cristian Zaccardo) | 2 | CB | 🇮🇹 | パレルモ | 1981年12月21日(24) | 184cm・77kg | 3試合・0得点 |
マルコ・マテラッツィ (Marco Materazzi) | 23 | CB | 🇮🇹 | インテル | 1973年8月19日(32) | 193cm・92kg | 4試合・0得点 |
ジャンルカ・ザンブロッタ (Gianluca Zambrotta) | 19 | RSB | 🇮🇹 | ユベントス | 1977年2月19日(29) | 181cm・76kg | 6試合・1得点 |
マッシモ・オッド (Massimo Oddo) | 22 | RSB | 🇮🇹 | ラツィオ | 1976年6月14日(29) | 182cm・75kg | 1試合・0得点 |
ファビオ・グロッソ (Fabio Grosso) | 3 | LSB | 🇮🇹 | パレルモ | 1977年11月28日(28) | 190cm・82kg | 6試合・1得点 |
アンドレア・ピルロ (Andrea Pirlo) | 21 | CM | 🇮🇹 | ミラン | 1979年5月19日(27) | 177cm・68kg | 7試合・1得点 |
ダニエレ・デ・ロッシ (Daniele De Rossi) | 4 | CM | 🇮🇹 | ローマ | 1983年7月24日(22) | 184cm・83kg | 3試合・0得点 |
ジェンナーロ・ガットゥーゾ (Gennaro Gattuso) | 8 | CM | 🇮🇹 | ミラン | 1978年1月9日(28) | 177cm・77kg | 6試合・0得点 |
シモーネ・バローネ (Simone Barone) | 17 | CM | 🇮🇹 | パレルモ | 1978年4月30日(28) | 180cm・73kg | 2試合・0得点 |
マウロ・カモラネージ (Mauro Camoranesi) | 16 | RM | 🇮🇹 | ユベントス | 1976年10月4日(29) | 174cm・70kg | 5試合・0得点 |
シモーネ・ペッロッタ (Simone Perrotta) | 20 | AM | 🇮🇹 | ローマ | 1977年9月17日(28) | 178cm・71kg | 7試合・0得点 |
フランチェスコ・トッティ (Francesco Totti) | 10 | CF | 🇮🇹 | ローマ | 1976年9月27日(29) | 180cm・82kg | 7試合・1得点 |
アレッサンドロ・デル・ピエロ (Alessandro Del Piero) | 7 | CF | 🇮🇹 | ユベントス | 1974年11月9日(31) | 173cm・73kg | 5試合・1得点 |
ルカ・トーニ (Luca Toni) | 9 | CF | 🇮🇹 | フィオレンティーナ | 1977年5月26日(29) | 195cm・94kg | 6試合・2得点 |
アルベルト・ジラルディーノ (Alberto Gilardino) | 11 | CF | 🇮🇹 | ミラン | 1982年7月5日(23) | 184cm・79kg | 5試合・1得点 |
ヴィンチェンツォ・イアクインタ (Vincenzo Iaquinta) | 15 | CF | 🇮🇹 | ウディネーゼ | 1979年11月21日(26) | 191cm・77kg | 5試合・1得点 |
フィリッポ・インザーギ (Filippo Inzaghi) | 18 | CF | 🇮🇹 | ミラン | 1973年8月9日(32) | 181cm・74kg | 1試合・1得点 |
監督
名前 | 国籍 | 生年月日 |
マルチェロ・リッピ (Marcello Lippi) | 🇮🇹 | 1948年4月12日 |
イタリア代表2006年W杯フォーメーション
基本フォーメーション
フォーメーション(FINAL)
2006年W杯当時のキーマン
ファビオ・カンナバーロ|ユベントス
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プロフィール
ファビオ・カンナバーロ
(Fabio Cannavaro)
生年月日:1973年9月13日
身長/体重:176cm・75kg
ポジション:CB
利き足:右足
所属クラブ:ユベントス
代表通算:136試合・2得点
史上3人目のDFバロンドーラー
主将としてチームをまとめ上げ、大会7試合中わずか2失点(PKとオウンゴール)という最強の最終ラインを築き上げた伝説のCB。
同年にはバロンドールも受賞。これはDFの選手としてはベッケンバウアー(2回)、ザマーに次ぐ史上3人目の快挙だった。
アンドレア・ピルロ|ミラン
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プロフィール
アンドレア・ピルロ
(Andrea Pirlo)
生年月日:1979年5月19日
身長/体重:177cm・68kg
ポジション:CM
利き足:右足
所属クラブ:ミラン
代表通算:116試合・13得点
“マエストロ”と謳われた天才司令塔
洗練されたパスワークと正確無比なキックを武器に、マエストロ(名人、達人)と謳われた天才司令塔。
トッティが徹底マークに苦しみ決め手を欠く中、稀代のレジスタから放たれる背後へのロングボールが、攻撃面で大きな違いを生み出した。
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